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DATE: 2009/08/20(木)   CATEGORY: かもかてSS
かもかて二次創作SS3【ユリリエ憎悪A+ヴァイルで宜しくない妄想をする】

またどろどろのえろかよ名前ないからってやりたい放題だなって感じなのですが、本来の趣旨はそういうブログじゃないよほんとだよ。
どろどろえろはネタ的にこれでラストなので次からはエロなしどろなし通常モードの予定です。
……や、憎悪BのSSの続きとか書き始めちゃったら分かりませんけど。
ENDとしてはヴァイルを当て馬にしてユリリエの好愛を上げ、ヴァイルの好愛が35以上の状態でユリリエ憎悪Aです。
ユリリエを王配にした鬼畜レハト陛下(男)×不倫相手の乙女なランテ領主ヴァイル(女)になります。
前のSSでヴァイルがレハトを苛めてたから今度は朝っぱらからレハトがヴァイルを苛めて喧嘩両成敗(違います)

そういや前のSS二つとも修正しました。三文字くらい。

エロいかどうかはともかく性描写を含みます。
不倫は不法行為です。十八歳未満の方はご遠慮下さい。

【ユリリエ憎悪Aで妄想する】


また、月は色を変えようとしている。
目覚めれば、そこは最後の休日、舞踏会の日がやってくる。
王となっても貴族達の不文律に従って舞踏会をしなければならないのは面倒なことだ。
だがそれで良いこともある。
いつものように目覚めると、傍のユリリエはまだ眠っていた。
窓の薄布から音もなく入り込んでくる光が、ユリリエの白い肢体を照らしている。
彼女を王配に迎えてからもう数年が経つが、当初から夫婦仲は冷え切っていた。
同時に二人の恋人を持とうとし、彼女いわく愛を冒涜した私をユリリエはいまだ許してはいない。
夫婦が同衾するのは当然だと主張して昨日は無理に一つの寝台で眠ったが、結局一晩中体は許してくれなかった。
薄い夜着の中に手を滑り込ませると、滑らかな肌と女らしい体つきが私を誘う。
さらに触れようとすると、その手が不意に押しとどめられた。

「朝からお戯れですのね、レハト様。悪趣味ですわ」

昨日許してくれなかったじゃないか、私が昨夜どんな思いで過ごしたか理解してほしいものだと責めてみると、ユリリエの眉間がさらに険しくなった。

「今日がレハト様のお楽しみの日であること、私が既に知っているということは申し上げたはずですけれど」

他の女の影にユリリエはずっと以前から気付いている。当然だ。
特に隠してもいないのだから、鋭いユリリエが気付かないはずがない。
邪険に私を振り払う鋭く冷たい目が、嫉妬からではなく単に憎しみからくるものだということを私は知っている。
だがそれは悪くなかった。
嫉妬などという陳腐な感情よりも、純粋な憎悪こそがこの強気な女を輝かせる。
あの日、ユリリエが私に差し出そうとしたのは、愛と、名誉と、命と、そのどれか一つ。
私は愛を選んだ。それが最も彼女を憎しみに輝かせ、傷つける道と信じて。
だが私は自分で思っていたより強欲だったのかもしれない。
彼女から愛を奪うだけでは、もはや私は足りないのだ。
着替えて顔を洗い、侍従に手伝わせて支度と朝食とを済ませると、平日にやり残した仕事を片付けてくる、と私はユリリエに告げた。
半分は本当だが、残りの半分は勿論嘘に決まっている。
果たして、冷静さと優雅さを失わないまでも、ユリリエの眼差しにちらりと怒りが瞬く。

「いつまで愛の冒涜をなさるおつもり? そんなことをしたって、本当の愛が汚されることはありませんのに」

厳しい口調でそう言いつつも、ユリリエは私のすることを見逃している。
私の弱みを握って優位に立っておきたいという意図もあるのだろうが、何より、ユリリエはこの醜聞が露見することを恐れているのだろう。
それは国王陛下が王配を他所に愛人を作っている、というありがちな醜聞では勿論ない。
私の相手が他ならぬ彼女であるというスキャンダルこそが、ユリリエを足止めしている。
かつて王候補として私と争い、今なお有力貴族として大きな影響力を持つ彼女の不名誉は、お喋り雀たちの格好の餌となり、権力闘争に明け暮れる貴族たちの新たな火種となるだろう。

「……横から私が口出しすることでもないのかもしれませんけれど、本当にレハト様って嫌なお方。私はいつでもあの子の幸せを願っておりますのに」

精一杯の厭味を笑って受け流す。
ユリリエが何を言ったところで変わらない、私はユリリエを愛するのと同じくらい彼女を愛している。
それに、私がユリリエの愛を縛るために男を選んだのと同じように、私に愛されたいがために、彼女――ヴァイルが一縷の望みをかけて女を選んだのなら、私にはそれに応える義務があるのではないか?
ひたむきな純粋さに応えることを指して愛の冒涜と蔑むのならば、ユリリエの言う愛というものは随分と儀式ばった、形だけで中身のないものなのに違いない。
ユリリエには似つかわしくないことだ。
私は勝利の笑みを返して、自分にできる最大限の礼節をもってユリリエに別れの挨拶をし、部屋を辞した。


仕事は午前中には終わった。
国政についてランテ領主と話すことがある、という大義名分は私と彼女の関係を実に容易なものにしている。
客室には出来るだけ音をたてないように入ったつもりだったが、それでも扉の軋む音を聞くと、こんな逢瀬は初めてでもないというのにヴァイルは椅子から跳ね上がらんばかりにして反応した。

「……あ、レハト……来たの……」

愛する人と会えるというのに、来ないわけがない。
私が距離を詰め、すぐ傍から顔を覗き込んでやると、ヴァイルは居心地悪そうに身をすくめてしばらく視線を彷徨わせていたが、ふとそれが机の上で止まる。

「あ、えっと、果物貰うね」

ぱっと身を乗り出そうとした彼女を制止して、私は果物籠からリネク桃を一つ取り上げ、丁寧に皮を剥いてやり、ナイフで切った。
豊富な果汁を滴らせる一片をつまみあげてヴァイルの唇に押し当てると、私の顔と桃とを見比べた後、ヴァイルは餌を貰う小動物のように大人しくそれを食べた。
透明な液体が口の端から顎へと伝い、喉元までもを汚してゆく。
空いた手で抱き寄せて、喉を舐めると甘い味がした。

「……っ、は」

普段あまり触れられることもない場所を舐められて、ヴァイルの顔に逡巡が滲む。

「……レハト。こんなこと……もう、止めよう。俺レハトのこと好きだよ。でもどう考えたってユリリエに悪いし、俺だって……」

今更何を言っているのだろう。
ユリリエに悪いと思っているのなら、私ではなくユリリエ本人に今までの所業を告白して許しを請えばいい。
それも出来ずに、今日もまた流されて、私についてきて、嫌がるふりだけして心の潔白を保とうとしている。
そのまま喉から顎へ、唇へと甘さを楽しむように舌を這わせてゆくと、ヴァイルは顔を背けてそれから逃れようとした。
恥じらいに上気した頬が愛しくて、軽くそこに口付け、しかし解放してやることはしない。
服の裾から手を入れて、腿の内側をそっと撫で上げると、ヴァイルは私の腕の中でわずかに震えたが、それ以上抵抗するでもなくぐったりと体を預けている。
簡素な下着の中の、柔らかい部分を指で優しくなぞる。

「や……レハト、やめ……」

言葉とは裏腹にヴァイルの息遣いが深くなってくるのがかすかに聞こえ、私は毒のような征服欲に酔う自分を感じた。
この髪も、この肌も、この額も、この心も、全部私だけのものだ。
何度も繰り返しているうちに立っていられなくなったのか、膝から崩れ落ちようとするのを強く引きよせ、花嫁にするように手を回して抱きあげる。
だが白い清潔な敷布が敷かれた寝台の上で、始まるのは幸福な睦み合いではなく、もう何度目になるかも分からない、ただ情欲を重ね合うだけの背徳の宴。

寝台に寝かせたヴァイルの上に覆い被さって、衣服を胸元から寛げてゆく。
ヴァイルは観念したかのように鎖骨の上で手を組んで目を伏せ、されるがままになっている。
指先でゆっくりと体の線を辿ってゆく。
胸に手を触れると怯えたように視線をやる、その仕草の可憐さに思わず肌に爪を立てた。

「痛……!」

手を離すと、赤い痕が残っている。
快感にも痛みにも素直に反応するのがいじらしくて、今度は汗の味を味わいながら首筋から胸元にまで、唇で幾つも別の痕を残してやると、それに気づいたヴァイルの顔色が変わった。

「やだ、何すんの、やめて、そんなことしたら舞踏会出られないじゃん、やめて、やめて……ユリリエに見つかったら……ユリリエ……」

未分化の頃のやんちゃさを取り戻したのか、予想外に激しく抵抗され、私はそれ以上の悪戯を諦めなければならなかった。
一旦身を引くと、肩で息をしながら咎めるように睨んでくる。
今日はもう止めておく? 
からかうように尋ねてみる。
とはいえ、ヴァイルにその選択権を与えるつもりなどさらさらなかったし、ヴァイルの方でもそのことは十分承知しているはずだった。
愛している。互いに求め合い、惹かれあっている。
それは、神賭けて誓ってもいい真実。
だが、私達は契約で結ばれた、そういう関係だ。

「……や……続け、る」

かなり長い間の沈黙の後、俯いた顔を耳まで赤くしてヴァイルがそう告げた。
いい子だ。
未分化の頃からずっとそうだった。
望んで、得られなくて、見切りをつけて、物分かりがいい振りをして。
ヴァイルの腕を取って抱き起こし、相対する形で私の上に座らせる。
続きがしたいなら自分で入れてごらん、そう言うとヴァイルの顔が歪んだ。

「俺……どんな顔でユリリエに会えばいいの……」

泣き出しそうな声に冷たく知らない、と答える。
それはユリリエとヴァイルの問題であって、私には何の関係もない。
ヴァイルはさすがにしばらく躊躇っていたが、やがて諦めたのだろう、私の首を抱いてゆっくりと体を沈めた。

「っ、あぁ……」

温かく濡れた感触が私を包み、安息させる。
固く目を閉じて快楽と違和感の両方に耐えているヴァイルの腰に手をまわし、下から強く突き上げると、最奥を突かれる圧迫感からか途切れ途切れに短い声を上げる。
構わず私の方も彼女が与えてくれる温もりに溺れた。
深く、深く、もっと近く。溶け合うように。
甘ったるい嬌声が響く部屋の中で、熱と、伝う汗と、世界がそこだけで終わっているかのような幸福感。
愛している、そう囁くと、ヴァイルは身に余る衝動に余裕をなくしたまま俺も、と言った。
ぎゅっと、抱きしめる。
これまでで一番深く互いの体を押し付けて、苦痛混じりの絶頂に呻くヴァイルの中に、何度も脈打ちながら、吐き出してゆく。
愛している、だからこそ、誰の元へも行けないように私がこの手で汚してあげよう。



寝転んで余韻を冷ますうち、ゆっくりと意識が澄んでゆくのを感じる。
それと同時に、再びユリリエのことが私の心に忍び込んできた。
ずっと一緒にいるよ。
横で快い疲労に満足そうな顔をして半ば眠りかけているヴァイルにそう告げる。
その台詞が何よりもヴァイルが求めてやまなかったものであることを、私は知っている。
だが私の言葉にヴァイルはわずかに頭を振った。

「……こんなの、もう、嫌だ」

その瞳に宿るのは乾いた悲しみ。
本当は私の足もとに身を投げ出して愛を乞いたいくらいであるはずなのに、気丈なことだ。

「……ユリリエ……」

絆を確かめるように。強さを求めるように。
掲げた手を透かし見て、注意していなければ聞き落してしまいそうなほどの声で、ヴァイルがユリリエの名を呼ぶ。
血も繋がっていないのに、彼らは深く結びつき、互いが互いをかばい合う。
その結びつきが私には憎かった。
今はヴァイルの名誉を守るためにユリリエはこの関係を黙認している。
だがそれもいつかは終わるだろう。
もしヴァイルと私との間に子でも出来れば、全てが白日の下に露見してしまい、守るべきもののなくなったユリリエは、彼女が考え付く最も残酷な方法でこの関係を破綻させに来るに違いない。
しかし他ならぬユリリエの存在こそがヴァイルを私に強く縛りつけているのも確かだった。
知らず、笑みが浮かぶ。
本当に、彼らは愚かにも互いが互いをかばい合う。
……ユリリエが死んだらヴァイルを王配にして二人で暮らせるのにね。
いつもの通り、冗談めかしてそう言うと、ヴァイルの顔色がさっと変わった。

「そんなのダメだ。ユリリエが死んで、俺が王配なんて……!」

頭を振って否定するヴァイルに、あくまで可能性の問題だ、と優しく背中を撫でてやる。
人の命は儚い。明日死ぬかも知れないし、明後日かもしれない。
人がいつ山に召されるかは、アネキウスに仕える神官たちさえあずかり知らぬこと。

「……レハト」

だが私を見上げるヴァイルの顔はどこか不信と恐怖に凍りついていた。
ヴァイルが見せる多くの表情の中で、私はそれが一番好きだ。

「……ユリリエを殺したり、しないよな。そんなこと、絶対しないよな」

何度聞かれただろう。
この二人の愛の茶番劇には反吐が出る。
たかだか家の名が繋がっているだけなのに、ヴァイルもユリリエも、随分と美しい自己犠牲を見せてくれることだ。
……ヴァイルが傍にいて、こうしてくれる間はユリリエが死ぬことなど万に一つもありえない。
そう囁いて抱きしめる。
強くて、脆くて、愚かで、可憐で、そして可哀想な私の玩具。
私を恐れながら、私のやり方を嫌悪しながら、それでも私への愛に溺れて抜け出せない。
ヴァイルが腕の中で震えるのに暗い喜びを感じながら、私はもう一人の想い人へと思いを馳せる。
私を激しく憎む美しい王配は、今どこで何をしているだろう。
嘆いているだろうか。怒りを感じているだろうか。
愛は奪った。彼女はもう永遠に望むものを見つけられない。
だが私の強欲な愛が、そんなもので到底満足するはずがないのだ。
ユリリエ。我が愛する人。
愛では足りない。
名誉も、命も、やがてはもらうよ。
ふしだらなこの関係が終わり、名誉が傷つき、命永らえさせる理由がなくなった時、そして互いに剣を取り、ヴァイルへの愛のために戦う時、その時にこそ彼女は私の本当の愛を理解してくれるに違いない。
世界は変わり、世界は歌い、世界は踊り――そしてすべては私のもの。







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